緑茶・煎茶セール ・ 更新 8月12日
粉末茶が得かは飲みきる週数で決まる|茶葉より劣化が速い
粉末茶 インスタント緑茶 スティック|編集部
#粉末茶 #インスタント緑茶 #保存 #1杯あたり単価 #茶殻 #買い方
粉末茶は急須も茶こしも要らず茶殻も出ませんが、粉は表面積が大きいぶん香りが飛びやすく湿気も吸うため、開封後の劣化は茶葉より速くなります。だから大容量の袋は単価が下がっても、飲みきる前に風味が落ちれば安くありません。比べる単位は容量ではなく1杯あたり。茶葉は1杯2g前後(お茶百科の煎茶の目安は2人分で4g)、粉末茶は0.5〜1g程度と使用量が違います。
読まずに数字だけ出したいときは お茶の淹れ方 計算・早見表(茶葉の量と湯量) へ。淹れたい湯量を入れると、出典(お茶百科/伊藤園)に書かれている茶葉の量・湯温・浸出時間が出ます。早見表に無い茶は袋の「茶葉◯gに湯◯ml」から計算できます(登録不要・ブラウザ内で計算)。
解説
粉末茶は、茶葉を細かく粉にして湯や水にそのまま溶かす形の緑茶です。急須も茶こしも要らず、茶殻も出ません。この記事では、粉末茶が自分に向くかどうかを、手軽さと引き換えに何が落ちるのか、そして買う量をどう決めるのかの2点から整理します。特定商品の値引き情報ではありません。
■ 何が得か
Amazonで「粉末茶 インスタント緑茶 スティック」の価格を見る得になるのは主に手間です。急須を出す、茶葉を計る、浸出を待つ、茶殻を捨てる、急須を洗う、という一連の工程がなくなり、湯を注いで混ぜるだけになります。会社のデスクや旅行先のように、道具を置けない場所でも同じ味を作れます。
茶殻が出ないことは、生ごみが減るという以上の意味があります。茶葉を丸ごと粉にしているので、湯に溶け出さずに茶殻へ残っていた成分も一緒に飲むことになります。急須で淹れる場合、茶葉に含まれる成分のうち湯に移るのは一部だけで、残りは捨てられています。
使用量も違います。急須で淹れる茶葉は1杯あたり2〜3g程度を使いますが、粉末茶は0.5〜1g程度で色と味が出ます。したがって同じ100gでも、取れる杯数は粉末茶のほうが多くなります。価格を比べるときにこの差を無視すると、実際の関係が逆に見えることがあります。
■ 何が落ちるか
落ちるのは主に風味の持ちです。粉にすると同じ重量あたりの表面積が大きくなるため、空気に触れる面が増えます。香りの成分は揮発しやすいので、開封して置いておくほど抜けていきます。茶葉でも同じことは起きますが、粉のほうが進みが速いというのが実感しやすい違いです。
湿気にも弱くなります。吸湿すると粉が固まり、湯に入れたときに溶け残ってダマになります。スプーンを濡れたまま袋に入れる、蒸気の立つ場所で袋を開ける、といった扱いで一気に進みます。
もう1つは、味を作り分ける余地の狭さです。茶葉なら湯温と浸出時間を変えて、渋みを抑えたり旨みを強く出したりできます。粉末茶は全量が溶けるので、調整できるのは湯の温度と粉の量くらいです。淹れ方を楽しみたい人には物足りない部分です。
■ 買う量の決め方
ここが判断の中心です。手順は2つです。
まず1杯あたり単価に直します。税込価格を、内容量(g)÷1杯の使用量(g)で割ります。1杯の使用量はパッケージの目安表示に書かれています。容量あたりの単価で茶葉と粉末茶を比べても、使用量が違うので比較になりません。
次に、開封後に飲みきる週数を出します。1日に飲む杯数で杯数を割るだけです。1日2杯なら1か月で約60杯なので、100gで100杯取れる製品は約1.7か月かかる計算になります。目安として、飲みきりに2か月以上かかる容量は避けたほうが無難です。単価が下がっても、後半を風味の落ちた状態で飲むことになるからです。
飲む量が少ない人や、いろいろな種類を試したい人は、個包装のスティックが向きます。1杯あたりでは割高ですが、最後の1本まで開封直後の状態で飲めます。単価差と風味の差のどちらを取るかという選択です。
■ 保存の考え方
開封後は密閉が第一です。袋の口を留めるだけでなく、乾燥剤ごと密閉容器に移すと安定します。冷蔵庫に入れる方法もありますが、出し入れのたびに冷えた粉が室温の空気に触れて結露します。取り出したらすぐ戻す、常温に戻してから開ける、といった扱いができないなら、常温の暗所に置いて早く飲みきるほうが結果的に良い状態を保てます。
■ まとめ
粉末茶は手間と茶殻を減らす代わりに、風味の持ちと味の調整幅を手放す選択です。買うときは、容量ではなく1杯あたり単価に直し、開封後に飲みきる週数を出して容量を決めてください。安い大容量を買って半分を劣化させるより、飲みきれるサイズを都度買うほうが、結果として満足度が高くなります。
使い方・探し方の手順
- 価格は「1杯あたり」に直して比べる。税込価格 ÷(内容量g ÷ 1杯の使用量g)で出す
- 1杯の使用量はパッケージの目安表示に従う。粉末茶は茶葉より少ない量で色と味が出る
- 開封後に何週間で飲みきるかを先に計算する。1日2杯なら1か月で約60杯ぶん
- 飲みきりに2か月以上かかる容量は避け、1つ下のサイズか個包装スティックにする
- 個包装スティックは1杯あたりが割高だが、最後まで開封直後の状態で飲める
- 開封後は密閉して冷蔵庫に入れる。ただし出し入れのたびに結露するので、常温の暗所で早く飲みきるほうが向く場合もある
- 湯の温度で味が変わるのは茶葉と同じ。渋みが立つときは湯を70〜80度まで下げる
- 水出しに対応した製品かどうかは表示を見る。対応していない製品を冷水で溶くと溶け残る
対象商品と価格
| 対象商品 |
|---|
| 利点1: 手間急須・茶こし・湯冷ましが不要。湯や水を注いで混ぜるだけ |
| 利点2: 茶殻が出ない抽出かすが出ないため、洗い物と生ごみが減る |
| 利点3: 使用量が少ない1杯あたりの使用量は茶葉より少なく、同じ重量でも杯数が多い |
| 弱点1: 香りが飛びやすい粉状は表面積が大きく、開封後に香気成分が抜けやすい |
| 弱点2: 湿気に弱い吸湿すると固まり、溶け残りやダマの原因になる |
| 弱点3: 味の調整幅が狭い茶葉のように湯温と浸出時間で味を作り分ける余地が小さい |
| 比べ方1杯あたり単価(税込価格 ÷ 杯数)と、開封後に飲みきる週数の2つで決める |
確認日時点で出典・商品ページに表示されていた金額です。空欄は確認できなかったもので、推定値は入れていません。価格・対象・期限は変動するため、購入前にAmazonの商品ページでご確認ください。
Amazonで「粉末茶 インスタント緑茶 スティック」の在庫と価格を確認するこんな人に職場や外出先で飲みたい人、後片付けを減らしたい人、少量ずつ何度も飲む人に向きます。香りを重視して1杯ずつ淹れ方を変えたい人には、茶葉のほうが合います。
ここがポイント
- 粉末茶は急須も茶こしも要らず、茶殻が出ないので後片付けがない
- 茶葉を丸ごと粉にしているため、湯に溶けない成分も一緒に飲むことになる
- 粉は表面積が大きく、香りが飛びやすく湿気を吸いやすい。開封後の劣化は茶葉より速い
- 比べる単位は容量ではなく1杯あたり単価。茶葉は1杯2〜3g、粉末茶は0.5〜1g程度と使用量が違う
- 大容量の袋は単価が下がるが、飲みきる前に風味が落ちれば安くない
よくある質問
「粉末茶 インスタント緑茶 スティック」(編集部)は何がどれくらい安くなりますか?
8月20日時点の確認では1杯あたり単価で比べる(税込価格 ÷ 内容量g ÷ 1杯の使用量g)です。
茶葉の量と湯量を計算する
茶種を選んで湯量を入れると、必要な茶葉の量・湯温・浸出時間が出るページを用意しています。数値は出典のあるものだけを載せ、出典リンクを各行に付けています。手元の茶葉のパッケージ表記から計算することもできます。
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参考: www.ocha.tv(8月20日確認)